こんにちは。まめりんです。
先日母を病院に連れて行った時のこと。
息子らしき方が、お母さんらしき方を連れて来ていました。
駐車場に着いたタイミングが私たちと同じくらいで、その息子さんは車から降りるなり、大声でお母さんに「はよ行けよ!」とかなんとか叫んでいました。
ちょっと体格もいい大きな息子さんの大きな声に、小さなお母さんは黙ってとぼとぼ付いていく感じが、なんだか可哀そうに見えました。
待合室でも、お母さんが何か小声で話しかけると、
「しゃべるな!ここは病院だぞ!」と、また大声で𠮟りつけていました。
それでもお母さんは何か言いたいのか、また言いかけて、また「しゃべるな!病院でしゃべるな!」と何度も叱られていました。
「いや、おめーのデカい声の方が迷惑だろ」
あー言ってやりたいって思いましたよ。
なんだかあの親子(勝手にそう言ってますが不明です)の様子が気になって、ジロジロは見ないですが聞き耳たててしまいました。
というか、デカい声だから嫌でも聞こえてしまうんですけどね。
そうこうしてるとお会計をしているあの息子を発見。
会計の人にはとっても礼儀正しく丁寧にしている息子。えらい違いやなーと感心してしまいました。
なんだかすごいひどい人みたいに書いてしまいましたが、程度の差こそあれ、「あれ、わたしもやってるな」って思ったんです。
些細なイライラが積りに積もって、なんでもないことに口調がきつくなるのって、けっこうあるあるなんじゃないかなって思います。
家の中の二人きりの空間だと、他人の目がないから感情の赴くままにキツイ言葉を吐いてしまうんですよね。
ただ、まだ人に見られているということがストッパーになって、外ではガマンできます。ていうか、外だとイライラ具合もぜんぜん軽傷で、穏やかにできるんです。いい顔しいなんですかね。。
あのデカい息子は、他人の目があっても抑えられないほど、ストッパーが効かなくなっているのかなって思いました。
閉ざされたところに二人きり押し込められたら、他人事ではなく明日は我が身です。
幸いわたしの家には息子がいるので、「息子が見ている」ことが自制心に働いてくれていると思います。もしいなかったら…どっちらかしてるかもしれませんね。
確かに見守りは大事だし、母を置いたままあまり出かけることはできないけど、自分のガス抜きも同じくらい大事な介護のうちかな、なんて思った出来事でした。
心おだやかに。
また今週もお仕事がんばりましょう。
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