ケアマネさんに相談し始めると、とんとん拍子に事が進む。一人であーだこーだ考えているより、何でも一つでも解決していくのが嬉しいしすごい!
介護認定が下りて、母は「要介護1」だった。
へっ?うそ~もっと上なんじゃ?? と思ったが、サービスを受けるときに、介護度が上がると料金も上がっていくことをこのとき初めて知った。
勝手なイメージで、「介護度が上がるほど家族の負担が増える=サービスを安く、たくさん使えるようになる」と思い込んでいたので、これにはびっくりだった。(あとで友達に話すと、その友達もやっぱり同じように思っていたようだった。)
とにかく、めでたくデイサービスを申し込めるようになって、わたし的にはとてもうれしかった。それは、たとえ週に1日でも、家に一人でいる母の心配をしないで仕事ができるということ。
あとは、多少なりともリハビリをしてもらって、体の機能維持ができたらな。。。という期待もある。
そして、安全にお風呂に入ってきてくれる。なんて素晴らしいサービスなんでしょう!
あとは、行くことを嫌がったりしないといいんだけどな。。。それだけが心配だった。
意外にも好感触
まるで子供を初めての保育園に預けたときのような気持ちだった。
今頃何しとるかな?
お風呂嫌がったりしてないかな?
ごはん食べとるかな?
なんだか心配で早く仕事を終わらせてまっすぐ家に戻ると、いい顔をした母が待っていた。
「どうだった?デイサービスは」
「おもしろかったよ~」
それを聞いて一安心。心なしか気力が上がってきている気がする。
今日やってきたリハビリや体操をやって見せて、「そんなに足動くんかい!」と思わず突っ込みたくなるほど張り切ってしまっている。
母にはリハビリデイサービスは、とても合っていたようだ。
わたしも楽しく母の話が聞けている。いつもはなんかイライラして、あんまり会話ってしてなかったもんな。
何かこれがきっかけで家の中が少し明るくなったようだ。
勝手に嫌がるかもと思い込んでいた
亡くなった父も介護施設にはお世話になっていた。
ただ、父の性格からしてレクリエーションとか、音楽療法とか、そういうのって「そんなとろくさいことやってられるか!」という感じで拒否していたようだ。(実際は失語になっていたので、そう言っていたわけではないが)
そのイメージが焼き付いていて、デイサービスは母にとっても仕方なく行くもの、できれば行きたくないもの、と思うだろうと勝手に思い込んでいた。
自宅で好きに過ごす方が幸せだろうと、わたしが勝手に決めてサービス利用をためらっていたのだ。
合う人、合わない人、それぞれいるんだな。
母はそもそも社交的だし、プリプリ怒る娘と顔を突き合わしているより、知らない人でも外の世界に出た方が生き生きしていられるんだな。
わたしが勝手に母の気持ちを決めていた。
心配していたお風呂を介助してもらうことにも、わたしが心配するほど抵抗はなかったようで、「若い男の子が二人でお風呂入れてくれたよ~」と喜んでいた。
週2日に増やしてみた
さっそくリハビリデイが気に入ったことをケアマネさんに伝えて、もう1日増やしたいと言ったら、すぐに手配してくれた。
ただ、空きがなく、火曜日と木曜日になってしまった。
ほんとはもう少し間があるといいんだけど、ま、いいか。
お風呂はデイで入ってもらって、家ではもうやめようかな。
他のデイサービスも組み合わせると、曜日や回数の調整ができるようだが、今のデイがとても気に入ったようだから、しばらくはこの感じで続けてみようと思う。
楽しんでくれるといいな。
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