本当の友達は少なくていい

人生のこと

最近、休日は一人で過ごすことが多くなった気がします。それは決して孤独を感じたりするようなマイナスな想いではなく、心地いいと感じているのです。

どうして一人時間、あるいは本当に大切な人との時間を大切にしようという考えにシフトしていったのか、今回はそんなお話です。

虚しさの原因は優先順位を間違えていたこと

わたしは一般に社交的と言われる双子座のB型です。関係ないかもしれませんが、そういえば昔から周りには人がいて、「ぼっち」とは無縁の人生でした。

わりと頻繁にお誘いがあり、都合のつく限り出かけていました。中にはそれほど乗り気じゃないものもあったけど、なぜか断らない、今思えば断れなかったのかもしれません。

「せっかく誘ってくれたのだから断ったら悪いな」、「用事もないし、断る理由もないしな」と、OKしていました。行けばそれなりに楽しく、やっぱり来てよかったなと思うことももちろんありました。

でもそのうち、帰ってくると妙に疲れるな。。と思うことが増えてきました。もっと言うと、まだ最中から疲れたな。もう帰りたいな。。と思っていたりすることもあったりして。

その時のわたしがしていたことの構図はこれです。

誘ってくる他人 > 自分 > 家族 

なぜか他人にいちばん気を使い、自分の気分は二の次、家族はおざなりになっていることに気付きました。

なんだか虚しいと感じることが多くなったのは、本当は自分のための時間や、家族と過ごす時間をもっと大切にしたいと、心の奥で思っているのに、他人の顔ばかり立てていることに違和感を覚えてきたからなのかな、と思います。

合わなくなる人は確かにいる

長いこと生きていると、あんなに仲良くしていて、話も合った人と、なんだかしっくりこなくなることがあります。または、自然と疎遠になっていき、連絡を取り合うこともなくなってくる人もいます。

それは、やっぱり少しずつ、あるいは劇的に、「自分のステージが上がったから」なんだと思うんです。その逆で、相手の方がグーンとステージアップした場合もあるでしょう。

同じ波長で引き寄せ合っていたものが、自分か相手のステージが上がったことで釣り合わなくなってきた、とでも言うのでしょうか。

釣り合わなくなった人とは一緒にいられません。職場やお付き合いで近しい間柄の場合もあるでしょうが、必要以上にプライベートを共有しようとは思わなくなります。

わたしの個人的な考えですけど、そこに罪悪感はいらないと思うんですね。

ステージアップした先には、そこで引き寄せ合う人とつながって、新たな関係ができていきます。それは自然なことなんじゃないかな。

残された時間はそんなに多くない 

まだ20代くらいだったら考えもしなかったかもしれないけど、自分には人生どのくらいの時間が残っているんだろう?とふと思います。

意味を感じない時間を過ごすことが、とてももったいなく思えてくる年になってきました。

無意味に過ぎる時間は、人生の残りが少なくなるにつれ、占める割合が大きくなります。

そう思ったら、多少の気まずさに囚われず、本当に大切な人やことのために時間を使いたいと思います。

そうやって、自分にとって大切なものって何?と繰り返し問いかけていくと、本当の自分の声を聴く感性が磨かれていくような気がします。

本当の友達は少なくていい

長い付き合いができる人って、たとえこちらがつまづいても手を差し伸べて、ここまで上がっておいでと言ってくれているような人だなって思います。

そうやって、ともに並んでステージアップしていける人は、そんなに多くないです。一人もいない、ということもあるでしょう。

それでいい、と私は思います。

一人でいることをみじめだなんて思わなくていい。

むしろ贅沢な時間を過ごせている♪

自分で自分のご機嫌をとって、ワクワク過ごしていたら、そこで引き合う人は、同じエネルギーを持ってるはず。

そういう人とだけ一緒にいられればいい。

自分の心の声に素直に従っていたいな。

では、またね。

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