【閲覧注意】滲出性多形紅斑~発症から治癒まで

介護

こんにちは。まめりんです。

これは母ではなくわたしのこの夏の記録です。
皮膚炎の画像がありますので、苦手な方はご注意ください。

 

ある日、左手の親指の付け根あたりにちょっと変わった虫刺されの跡みたいなのがあるのに気づきました。

それは赤い線で小さな〇を描いたように、はっきりした輪郭があって、真ん中には刺し口のような赤い点がありました。ちょうどタコの吸盤みたいでした。

「蚊じゃないな」ってことはわかりましたが、何か知らないうちに変な虫にでも刺されたんだろうなと思って、ムヒをしばらく塗ってました。

 

でもなかなか痒みが治まらないし、なんだか腫れてきたな…と思っていたら、水膨れができてきました。

 

みるみるうちに小さな水膨れが増えていき、大きな塊になってきました。
ここでようやく病院へ。近くのかかりつけ医ですが、皮膚科もありましたので。

虫刺されだと思います…と伝えたので、とくに診断はされず、痒みを抑える飲み薬と、強めのステロイドを処方されました。

 

 

水膨れが治まらず、非常にキモイ状態に。

これはもはやランチュウ・・・

 

少しピークを越えたみたいで、患部が乾燥してきました。

 

 

すると、おや?

今度は最初に発見したタコの吸盤みたいなやつが、他のところにもたくさん現れてきました。

 

みるみる広がる~

げげげ。足にも出てきたやん!(外反母趾はおいといて…)

 

ここでもう一回病院へ行きました。

「紹介状を書きますから、今日行ってください」

車で1時間ほどの大きな総合病院の皮膚科を紹介され、無事に受診することができました。

そこで初めて病名を付けられました。

 

「滲出性多形紅斑(しんしゅつせいたけいこうはん)」

 

聞いたことないわ~?

足の裏にも出ててピリピリ痛かったし、まわりの人たちからは

「手足口病はやってるからね」
「帯状疱疹なんじゃない?」

と勝手に診断してくれてましたけど、どれもハズレでしたね。

 

抗生物質と、痒み止めの飲み薬が出されました。

 

もうこのあたりから痒みが強烈で、夜も寝られませんでした。
保冷剤を当てたり、耐え切れず夜中に痒み止めを飲んだりしました。

 

かゆい かゆい

 

ホルスタイン?

 

1週間ごとに受診しましたが、血液検査はとくに目立った異常はなく…
「結論としては、原因は不明です」とのことでした。

これは「わたしの場合は」と前置きしておきますが、胴体と顔には出ませんでした。

お尻と首の後ろは出ましたが、これがピークで、ここから徐々に赤みが引いてゆき、回復に向かっていきました。

発症からほぼ回復するまで1か月かかりました。

 

滲出性多形紅斑の原因

調べてみると、原因には次のようなものがあるようです。

感染症:ウイルス(単純ヘルペスウイルスなど)、細菌
薬剤アレルギー:抗菌薬、抗けいれん薬、抗悪性腫瘍薬など
膠原病・アレルギー性疾患:昆虫アレルギー、膠原病など
その他:寒冷刺激、造血器腫瘍など

面白いというか、わたしはこれだったんじゃないかと思ったのが、昆虫アレルギー。
アレルギーっていろいろあるのに、昆虫に限定されているなんて興味深いです。

庭で少し野菜を育てているのですが、虫がよく付く!
最近もジャガイモの茎にいっぱい付いたカメムシの小さいのに悲鳴を上げたので。

単に見ただけではさすがに発症しないと思うのですが、知らないうちに触っていたかもしれないですね。

「介護によるストレス」とは、どこにも書いてありませんでした(笑)

 

その後の経過

多少の色素沈着はありますが、半年~1年くらいかけてだんだん消えていくでしょうとのことでした。
今年はとくに日焼けに気を付けてくださいとも言われましたね。

回復してからも1週間おきくらいに、ピリピリした赤みが出ますが、悪化したり広がったりすることはなく、3~5日くらいで引いていきます。

症状が出たり引いたりを繰り返していますが、しばらくは付き合いながら様子を見ていくしかないかな?って思っています。

 

 

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