離婚してから何度か引越しを繰り返すうちに、高校時代に取った資格の合格証書を丸ごと紛失してしまいました。
もはや30年も前の合格証書など持っていても価値はないかもしれませんが、せめて簿記だけは証明できるものが欲しいと思い、再取得に向け勉強を開始しました。47歳のことでした。
実務で毎日簿記には触れているのに、最初の試験は散々な結果になってしまいました。ブランクがあるとはいえ、一度合格しているのですから、何とかなるはず!と、考えていましたが、時は流れ、簿記2級は格段に難しくなっていました。
近年の日商簿記2級は難しすぎる
ネットでも話題になるほど、本当に2級の試験問題が難しかったです。
特にわたしが過去受験した第156回の合格率は「18.21%」、第157回では驚異の「8.61%」でした。
じっくり時系列で考えさせる問題が多かったように思います。やることが多くて時間が足りず、パニック気味に。また、出たことがない形式の問題が出たり、本当にこの2回は手こずった方が多かったのではないでしょうか。
専門学校の先生方も、「この問題は酷い」、「受験生が気の毒」とおっしゃっている記事がありました。それほど異常な問題傾向にあったのですね。
2級と3級でネット試験開始
わたしが合格できたのは、ネット試験が始まった2020年12月から2回目の158回の統一試験(筆記試験)でした。
ネット試験では登録された問題がランダムに登場するようで、基本的な問題が多くなっているようです。このため、統一試験もこれに合わせて時間が短縮(90分)、難易度もこれまでのような無茶苦茶なレベルではなくなりましたね。
4回目の受験ということもありますが、比較的易しく感じました。
ネット試験が始まって、難易度的にも、受験機会にも今は恵まれていると思います。やってみようかな?って思ってる方には是非挑戦していただきたいですね。
諦めなければいつか叶う
やっぱり気持ちがいちばん効いてくると思うんです。
今回の試験で絶対に合格するんだ!っていう強い意志があるのか、いつか合格できたらいいな~というのんびり思考では結果は歴然。
わたしは頑張ったつもりだったけど、どこかで「この歳で勉強は厳しいよね」とか「合格できなくても知識は得られるしね」とか生ぬるい考えがどこかにあったんですね。
おすすめは、短期集中!で、その間は多少のガマンをしてでも時間を作り、なんとしてでも合格するんだ、という強い意志で臨むことです。
とはいえ、諦めなければ少しずつゴールは近づいてくるんだと思います。
叶うまでは何事も諦めずに走りきっていきましょう。(自分に言ってます)
↓わたしが使ったなかでいちばん分かりやすかったテキストはこちらです。
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